ここ数年、運河の壁際や橋脚にクロダイがいるのが気になっていました。【豊洲 クロダイ】で検索すると、豊洲近辺の運河はメジャーなクロダイ釣り場になっているではないですか。自宅から歩いて行ける運河で釣れるならやるしかない!ということで、クロダイ釣りの記録を残していくことにしました。
ずいぶん日の出が遅くなったなぁ。
ふと思ったんですが、日の出がだいぶ遅くなりましたね。今日の日の出は5:41。今年初めてクロダイを釣った7/21の日の出が4:41でしたから、あれからちょうど1時間遅くなったことになります。朝は肌寒く、今日からロンTに。週に何度か近所の運河で日の出を迎えるようになってから、季節の移り変わりを心と体で感じるようになってきたと言うとなんだか優等生的ですが、あらためて、いい趣味に出会えたと思います。
秋は忍者のように。
秋になり、夏のパターンが通用しなくなっていきなり釣れなくなったという話を9/29のブログで書きました。しかし、ここ数日の好調な釣果を前に、釣れなくなったのはヘチ釣りの基本動作が甘かったからではないかと考えています。
ヘチ釣りの基本動作とは、
①音をたてない。静かに歩き、くしゃみや咳もガマン笑
②岸壁から乗り出さない。水中のクロダイから姿を見られたら終わり。
③岸壁ギリギリにエサを落とす。岸壁から離れれば離れるほどヒット率は下がる。
だいたいこの3つに集約されると思います。
夏の間は水が濁っているので、この基本動作が多少甘くても釣れました。そこで基本動作のクオリティがイマイチだったのだと思います。ここ数日、釣果が好調なのですが、基本動作を徹底していることが大きな理由ではないかと考えています。
具体的には、
①足音を立てないように歩いています。くしゃみや咳をするときは岸壁から離れます。手すりに竿が当たるとカン!と鋭い音がするので、そこも注意。
②顔を出してのぞき込まないのはもちろん、岸壁から腕も出さない。岸壁から出すのは竿先だけ。水中のクロダイからは竿先とエサしか見えない状態に。
③竿先を水面ギリギリにつけて、リールの回転で落としていく。これをやると風などに影響されず、落とす場所を確実にコントロールできます。
気分は忍者です。気付かれないように近づき、仕事を完遂する感じ。
透明度が高くスケスケの水でも、エサを落として早々に浅いタナで食ってくることが多く、人の気配を気づかれていない証拠だと思います。
秋はフジツボ。
夏と明らかに違うのがエサですね。秋はフジツボかカニと言われていますが、擬似餌にこだわる僕は、カニはパワークラブを使っているのですが、まだ1枚も釣れていません。もちろん腕の問題が大きいと思うのですが、見た目と食いついた時の感触でいえば、黒鯛メロメロフジツボに軍配が上がると思っています。殻が本物で、中身がシリコンぽい感じ。つくるのに手間がかかっているのでしょう、6個入りで約600円。安くはないですが、2,3枚釣ってボロボロになるまで使えるので、気に入っています。今日は中潮。6:39の満潮直前の潮止まりで来ました。

落とし始めてすぐにゴゴン!タナは1メートルくらいだったと思います。31センチと小さいですが、何度も下へ走るファイトを見せてくれました。このやり方で、秋もしばらくやっていこうと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。