ここ数年、運河の壁際や橋脚にクロダイがいるのが気になっていました。【豊洲 クロダイ】で検索すると、豊洲近辺の運河はメジャーなクロダイ釣り場になっているではないですか。自宅から歩いて行ける運河で釣れるならやるしかない!ということで、クロダイ釣りの記録を残していくことにしました。
昨日釣れたのに、今日は釣れない。
ということがよくあります。潮まわりも時間帯も天気も同じなのに。同じ場所なのになあ、おかしいなあ。これは釣り人であれば誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。おそらく、釣れる釣れないを左右する要因はたくさんあって、そのすべてを人間が把握することは困難なのでしょう。
釣れないときに、何を変えるか。
釣れない。アタリもない。そんなとき、おかしいなぁと思いながら同じことを繰り返すよりも、何かを変えることで釣れる確率が上がると思います。とはいえクロダイのヘチ釣りはシンプルなだけに変数が少なく、エサを変えるか、場所を変えるか、くらいしかありません。
僕は基本的にエサは変えません。日によって食の好みが変わることはあると思うのですが、クロダイはスーパー雑食なので、そこにいれば基本的に何でも食ってくるはず。夏はカラス貝、秋冬はフジツボかカニ、のような大きな季節性さえ抑えておけば、そうそう外すことは考えにくいです。なので僕は、ヘチ釣りをする際、夏はずっとカラス貝、秋以降はずっとフジツボを使っています。
サイドチェンジして対岸へ。
釣れない。アタリもない。そんなとき、僕はサイドチェンジして運河の対岸に行くことが多いです。サッカーみたいですけど、これが奏功することが多いのです。豊洲近辺の運河は、大きなものでも幅は数十メートルとたかが知れています。それなのに、こちら岸は釣れないけど向こう岸は釣れるということがよくあります。見た目は同じでも、潮の当たり方が違ったりして、内容的には別の釣り場になっているのでしょう。
今日は中潮で、8:10満潮。ちょっと寝坊してしまい、6:30から釣りを始めました。場所は歩いていけるいつもの細い運河です。満潮時でも水深3メートル前後という浅いポイントで、干潮前後はあまり釣りにならず、満潮前後に釣れることが多いです。エサは信頼と実績の黒鯛メロメロフジツボ。釣り場を一巡するも、昨日と同じくアタリなし。ということで、振り出しロッドを短くしまい、交差点を渡り、橋を渡って対岸へいき、振り出しロッドを伸ばす。ここまで約5分間。満潮までの時間が貴重なので、短時間でサイドチェンジできるというのは、この釣り場の利点ですね。

対岸で釣り始めるとほどなく、来ました。タナは底近く。オーバーハングを超えたあたりで喰ってきたイメージです。上がってきたのは39センチのブラック強めのクロダイでした。サイドチェンジして狙い通り手にした1枚。喜びは格別です。天気予報によると、今日から雨が続きますね。強い水潮にならないことを願います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。