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震災後1週間を生き抜く。自宅備蓄10選+1

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東日本大震災のとき、僕は東京にいました。幸いなことに自宅の被害はほぼなく、テレビが台から落ち、本棚から本が落ちて散乱したくらいでした。困ったのが食事でした。多くのレストランが店を閉め、コンビニやスーパーの棚がスカスカになり、食べものと飲みものの確保にとても苦労しました。このときの経験から、僕は「自宅備蓄」をするようになりました。震災でインフラが麻痺したとしても、少なくとも1週間くらいは自宅で家族4人が生き延びられるような蓄えを常備しています。

「ローリングストック」という方法。

非常食を買ってはみたものの、その存在を忘れてしまい、大掃除のときに「何年も前に賞味期限が切れている非常食」を発掘する。そんな経験がある方は多いのではないでしょうか。非常食などを備蓄するうえで有効なのが「ローリングストック」という方法です。日常的な食品を多めに買い置きしておき、賞味期限が迫っている古いものから消費しつつ、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が備蓄されている状態をキープします。これにより、非常食の内容を常に把握しつつ、非常食を無駄にすることを防ぐことができます。非常食と日常食を分けるのではなく、日常食の中に非常食を取り込んでいくイメージです。ここで大切なポイントが1つあります。それは、備蓄品それぞれの賞味期限(消費期限)を把握しておくことです。

Googleカレンダーに賞味期限を入れておく。

僕は備蓄品を購入した時点で、食品については、その賞味期限をGoogleカレンダーに入れておきます。たとえば「2025年9月30日・水の賞味期限」というように。この一手間で「賞味期限切れ」を防ぐことができます。最初はちょっと面倒かもしれませんが、慣れれば日常になります。ローリングストックをしていれば、ここまでする必要はないかもしれませんが、せっかく買った非常食を無駄にしないためにも、おすすめの方法です。

1週間を生き抜く「自宅備蓄」おすすめ10選。

前置きが長くなりましたが、おすすめ10選にまいります。20選にするか迷ったのですが、20もあると面倒になって結局やりませんよね。まずは肉体的・精神的になるべくストレスなく、1週間を生き抜くためにこれだけは!というものに絞ってみました。

①水

生きていくために絶対に欠かせないのが水です。仮に食事をとれなくても、水さえ飲んでいれば、かなりの日数を生き延びることができます。人が一日に必要な水分は約2-3リットルだといわれています。これを飲用水と調理水でとることになるため、水の備蓄は多ければ多いほど安心です。わが家では40リットルくらいの水を備蓄している状態をキープしています。非常用の保存水も売っていますが、わが家では普段飲んでいる水をローリングしながら備蓄をキープするやり方をとっています。

②お茶

子どもが大のお茶好きなので、お茶も備蓄しています。水分補給が水だけだと飽きるので、お茶もあったほうがベターかなと思います。備蓄量はだいたい20リットルくらいでしょうか。水と同様に、普段飲んでいるお茶をローリングしながら備蓄をキープしています。緑茶、麦茶、ブレンド茶など、好きなお茶を備蓄しましょう。

③カロリーメイト・ロングライフ

カロリーメイト・ロングライフ」は、長期保存できるため、非常食として超優秀。5大栄養素(たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル)がバランスよく配合されているので、これさえあればという安心感があります。賞味期限が近づいてきたら、朝ごはんや昼ごはんとして消費しつつ、新しいものを購入してローリングしています。

④卓上カセットガスコンロ&カセットガス

①②③で基本的には生きていけるのですが、ずっと水とカロリーメイトだけではつらくなってくるはずです。寒い時期であれば、温かいものが欲しくでしょう。寒くない時期でも、温かい食事には精神を安定させる力があります。そこで卓上ガスコンロ&ガスボンベは優先度高めで置いておくことをおすすめします(というか、だいたいどこの家にもありますよね?)。これがあれば、ガスが止まっている間も温かい食事にありつけます。カセットガスはよく3本セットで売っていますが、わが家ではカセットガスは常に6本以上備蓄しています。

⑤ごはん

④のガスコンロがあると、非常食のラインナップは一気に豊かになります。あるとうれしいのが、ごはんですよね。水でも戻せますが、お湯で戻したほうが速くできますし、おいしいです。いろんなメーカーからいろんな商品が出ているので、お好みのものを探してみてください。わが家では5種類の味が楽しめる「ヤマックスオリジナルアルファ米セット アルファ米人気ベスト5【5年長期保存】25袋セット(わかめごはん・えびピラフ・五目ごはん・白飯・ドライカレー各5袋)」を備蓄しています。

⑥カップラーメン

かさばるので、あまり大量には備蓄できませんが、お湯を入れるだけで温かくておいしい麺類が食べられる優れものです。我が家では好きなものを10個くらい備蓄しています。数カ月は保存できるので、賞味期限をチェックしながらローリングしています。好きなものを備蓄しましょう。

⑦あったかいスープ

お湯を入れるだけで温かくておいしいスープが飲めるインスタントスープも優れものです。我が家では3種類の味が楽しめる「クノール カップスープ バラエティボックス 3種 30袋入 アソート 詰め合わせ 野菜スープ 味の素 通販限定 ボックス スティック 大容量 非常食 即席 インスタント 朝ごはん」を備蓄しています。

⑧グラノーラ

強いストレスがかかっている非常時は、腸内環境も悪化しがち。特に便秘対策で日常的に食物繊維の多い食事をしている女性にとって、非常時にも手軽に食物繊維が摂れる食材の確保は重要ではないでしょうか。あかねグラノラ・ロングライフは、窒素充填によって容器内の酸素を除去しているので、保存料を一切添加せずに5年間の長期保存を可能にしています。⑦のスープとの相性がいいのも◎です。

↑こちらからご覧ください↑
あかねグラノラ・ロングライフ

無添加・熊本県産大麦使用。350cc の窒素充填缶に「あかねグラノラ」レギュラーサイズと同じ容量 140g のグラノラを封入。

⑨えいようかん

無くても生きていけるものですが、甘いものがあると、それだけで和みます。チョコレートやアメでもいいのですが、夏場など暑い季節は溶けてしまうのが難点です。「えいようかん」はスッキリした甘さで、1本でご飯1杯分のカロリーが摂れる優れもの。スイーツであると同時に、優秀な非常食だと思います。

⑩簡易トイレ

ラストですが、これは①の水の次に絶必かもしれません。震災が直撃すると水道管が破損したりして、数日では水道が復旧しない可能性があります。そこで問題になるのがトイレです。自宅のトイレだけでなく、公共施設のトイレも同様に水が流れない状況になる可能性が高いです。トイレの水が流せない状態を、いかに衛生的にしのぐか。ここがうまくいかないと、肉体的にも精神的にも、かなりのストレスを強いられることになります。食べもの飲みものの確保と同じくらい優先度の高い問題です。トイレットペーパーとセットで、ぜひご検討ください。我が家では「簡易トイレ 携帯トイレ 非常用トイレ Qbit いつでも簡単トイレ 防災士と共同開発 15年保存 【防災グッズ大賞】 強力消臭 防災/災害用トイレ 凝固剤10g以上大容量 手袋 防臭袋 付き (強力消臭50回+お試しセット1個 1人7日分)」を備蓄しています。

+1する価値のある「電源」。

震災等でインフラがストップしたとき、まず確保すべきは「水・食料・トイレ環境」というのが、おすすめ10選の趣旨でした。ここに+1する価値があると思うのが「電源」です。水や食料が尽きるのは怖いですが、それと同じくらい、スマホの電源がゼロになるのも怖くないですか?平常時ですらスマホが使えなくなるのは怖いのに、非常時においてスマホが使えなくなったら…と思うと、対策しておいたほうがいいですよね。わが家では「Jackeryのポータブル電源とソーラーパネルのセット」を配備しています。このセットがあれば、電気がしばらく来なくても、スマホなど最低限の電化製品を動かし続けることができます。まさに「自宅発電所&蓄電所」です。これのいいところは、「ソーラーパネルで発電→ポータブル電源に充電→電化製品に使用」できるので、日常的な節電にも貢献してくれます。実際僕は、晴れた日の日中はソーラーパネルで発電→ポータブル電源に充電し(発電できるのは晴れの日だけ。雨や曇りの日は、ほとんど発電できません)、その電気を使ってスマホやパソコンの充電をしています。厳密にコスパを計算すると、節電で元をとるのは難しい気がしますが、万が一、長期的に停電になった時のことを考えると、このセットが家にあることが絶対的な安心感をもたらしてくれています。

いかがでしたでしょうか?
わが家で備蓄しているものの中から、これだけは!という10選+1でした。大震災は、ずっと来ないかもしれませんが、今日来るかもしれません。それがいつかを当てることは不可能ですが、備えることは可能です。備蓄が活躍する日はできれば来ないほうがいいのですが、備えずにその日が来てしまったら地獄です。ぜひ今日から「ローリングストック」を実践してみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたの人生にとって少しでもプラスになる情報をお届けできたらうれしいです。ではまた。

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