小島よしおさんに密着した『情熱大陸』で、試行錯誤の末に現在の「子どものカリスマ」になられていることを知りました。一発屋芸人がいつまでもつかな、くらいにしか思ってなかった(本当に失礼しました!)僕にとって衝撃でしたし、彼の生き方にとても興味がわきました。とりあえず小島よしおさんのFacebookをフォローすると、地方の様々なショッピングセンターで子ども向けのライブをしている様子が見られます。コールアンドレスポンスで子どもたちが「そんなの関係ねぇ!」と元気に絶叫している様子を見ると、なぜか涙腺がゆるんでしまう僕なんですが、みなさんいかがでしょうか?
小島よしおさんの公式Facebook
小島よしおさんの本『雑草はすごいっ!』を読んでみた。
小島よしおさんの最近のFacebookを見ていると、たびたび『雑草はすごいっ!』という本を紹介されています。どうやら、雑草の生存戦略に小島よしおさんが学ぶところが多くあり、植物学者の稲垣栄洋先生と共著で出版された本のようです。これは読むしかない!と思い、購入して読んでみました。先に結論を書くと、悩める経営者・悩める管理職・悩める中堅・悩める若手・悩める新人、つまりすべての社会人は読むべき本だと思いました。もちろん自分もその一人です。「マーケティング」「自己啓発」「生き方・働き方」など、いろんなビジネス書を10冊読むよりも得るものがあると、個人的に感じました。どの辺がすごいと思ったのか、書き出すと本のすべてをここに書いてしまいそうなので、それは控えますが、僕が特に心に響いた言葉を3つだけ選んでご紹介します。響く言葉は人それぞれだと思うので、ぜひお読みいただき、ご自分に響く言葉を探してみることをおすすめします。
①雑草はリスクの小さなチャレンジを繰り返している。だからこそ、成功にたどりついている
予測不可能な環境では、小さなタネをたくさんばらまく。これが雑草の戦略だという話から、この本は始まります。
何しろ、どのタネが成功するかわからないが、タネの数が多ければ、そのうちのどれかが大きく育つかもしれない。だから雑草は、たくさんのタネを飛ばす。そのほとんどは生存することができないが、そのうち一つが成長できれば、雑草にとっては、それが成功なのだ。
ほとんどのタネは失敗をしているのだ。しかし、私たちは成功を遂げて繁茂している株を見て、「雑草はすごい」「こんなところにも生えている」と驚いている。本当はほとんど失敗しているのに、見えるのは「成功しているところ」だけ、だからだ。雑草はリスクの小さなチャレンジを繰り返している。何千も何万も繰り返している。だからこそ、成功にたどりついているのである。
「得意なところで勝負しよう」とよく言いますが、それは裏を返せば「苦手なところでは勝負するな」ということです。そのためには、自分の得意分野もさることながら、自分の苦手分野を知ることが大切になります。とはいえ、なにが苦手かは、やってみないことにはわかりません。なんでもやってみる。そして向いてないな、苦手だな、と思ったら、無理をせず、やめてみることですね。それを繰り返すうちに、自分でもわかっていなかった自分の得意分野が絞り込めてくるのだと思います。
②継続する力がアスファルトを破る
雑草が、アスファルトを突き破って生えているのを見かけることがよくあります。でも多くの場合、それは、もともと割れていたアスファルトのすき間にタネが落ちて雑草が成長したものだそうです(なーんだ、そうだったのか)。ただ、本当にアスファルトを突き破って伸びてくる雑草があるそうです(え、マジで?)。
スギナやハマスゲなどの雑草は、アスファルトの下に、地下茎を張りめぐらせている。そして、地下茎に蓄えた栄養分を使って、芽を伸ばしてくるのである。
もちろん、スギナやハマスゲにとっても、アスファルトを破ることは簡単ではないだろう。しかし、地下茎から伸びた芽は、ゆっくりとゆっくりと力を加えていく。そして、ゆっくりとゆっくりとアスファルトを押し上げて、ついにはアスファルトを突き破ってしまうのである。
雑草の強さは地面の下にあるそうです。地面の下で成長している雑草は、とても手強い雑草だということです。人の目には見えない成長こそが、雑草の真の強さである。まったくもって、人間にも通じる話ではありませんか?
③森の外で生きる成功もある
意外なことに、雑草は弱い植物なのだそうです。光と空間を奪い合う強者ぞろいの森の植物にはとてもかなわない。だからこそ、植物の多くが生活する森で生きることをあきらめて、強い植物がいない場所を求めて森の外で勝負しているのが雑草なんだそうです。
森は植物にとって恵まれた場所である。しかし、森で生きることだけが、植物の生き方ではない。森の外で生きる成功もある。
よく踏まれる場所には、踏まれるのに得意な雑草が生えている。よく草刈りされる場所には、草刈りに強い雑草が生えている。よく草むしりされる場所には、草むしりに強い雑草が生えている。どの雑草も自分に得意なところにしか生えていない。
自分がいま、競争が激しいレッドオーシャンで勝負しようとしているとしたら、はたしてそれが正しい戦略なのか、今一度考えてみる価値はあると思います。自分はここで輝かなければならないというのは、もしかしたら壮大な思い込みかもしれません。ライバルがまったく目をつけていない場所に、自分の得意なことで勝負できる領域がないか、探してみる価値はありそうです。
まとめ:人間には植物から学ぶべことがある。
植物に限らず、人間も含めて生物全般にいえることですが、彼らは何億年という長い時間を掛けてトライアンドエラーを繰り返した結果、残っているものです。つまり、いま私たちが目にしている植物は、何億年の歳月をかけたケーススタディーであり、成功事例です。その植物の戦略には、学ぶべきことが少なくない、というのが本書の主張です。
小島よしおさんのギャク「ピーヤ」は、漢字では「比止」と書きます。後付けらしいですが(笑)、「比べることを止めよう」というメッセージが込められています。このブログでご紹介している「リスクの小さなチャレンジを繰り返す」にしても、「継続する力がアスファルトを破る」にしても、「森の外で生きる成功もある」にしても、共通するのは「自分らしさを見つける」「自分に無理をすると長続きしない」ということではないでしょうか。「大切なことは誰かより優れていることではなく、誰かとは違うこと」という言葉をブログのタイトルに選んだのは、そんな理由からです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたの人生にとって少しでもプラスになる情報をお届けできたらうれしいです。ではまた。

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