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言葉

『嫌われた監督』は、最高のビジネス書だった。

言葉

なぜ?

落合監督の采配にはいくつもの「なぜ?」があった。
キャンプ初日にいきなり紅白戦を行ったのはなぜ?
日本シリーズ完全試合目前で山井を交代させたのはなぜ?
ミスタードラゴンズ立浪をレギュラーから外したのはなぜ?
荒木・井端という最強の二遊間をコンバートしたのはなぜ?
落合は語らなかった。説明しなかった。
わかってもらおうとしなかった。
そして勝てば勝つほど嫌われていった。

破壊者なのか。革命家なのか。
それとも純然たる勝負師なのか。
落合を定義することには、おそらく意味がない。
一方で、彼の行動原理について考えることは、
この社会を生きる私たちにとって意味のあることだと思う。

当時、落合の下で仕事をした川崎憲次郎、森野将彦、
福留孝介、宇野勝、岡本真也、中田宗男、吉見一起、和田一浩、
小林正人、井出峻、トニ・ブランコ、荒木雅博たちの視点を通して、
謎に包まれた落合博満という人間がぼんやりと像を結んでいく。

ふと、浅田次郎の『壬生義士伝』を思い出した。
フィクションとノンフィクションの違いはあるが、
関わった人たちの視点から主人公の人間像が見えてくる感覚は同じ。

このノンフィクションをあえてビジネス書的に紹介すると、
情報管理の重要性がわかる。
定点観測の重要性がわかる。
責任を明確化する重要性がわかる。
絶対的な判断軸を持つ重要性がわかる。
部下を覚醒させる方法がわかる。
孤独との戦い方がわかる。
自分の居場所の作り方がわかる。
プロとしての覚悟の磨き方がわかる。
何冊ものビジネス書のエッセンスが詰まった一冊。
わかったからといって、できるとは限らない。
しかし、わからなければ、できないこともある。
すべてのリーダーと、
リーダーの下で仕事をするすべての人が読むべき
歴史書であり人生の参考書。
それが『嫌われた監督』である。

多くの選手の人生を変えた落合采配が、
こんどは多くの読者の人生を変えていく。
私も、おそらくそのひとり。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの人生にとって少しでもプラスになる情報をお届けできたらうれしいです。
ではまた。

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